【講演実施レポート】中学校での「キャリア講話」にアディーレの弁護士が登壇

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アディーレ法律事務所は社会貢献活動の一環として、茨城県立鹿島高等学校附属中学校で実施された「職業講話会」に弁護士を派遣しました。

「職業講話会」とは、中学生が各業界の職業人からの話を通じ、 将来の進路選択や職業に対する理解を深めるために行われているイベントです。今回はアディーレから力久翔太弁護士が登壇し、弁護士の仕事について話しました。


【開催概要】
「弁護士の仕事に関する職業講話会」
講師 力久翔太弁護士(第一東京弁護士会所属)
日程 2024年12月11日(水)
開催場所 茨城県立鹿島高等学校附属中学校
参加者 第1~3学年生徒


法律は丸暗記していません!弁護士の「リアル」を紹介

今回の職業講話会では、力久弁護士から生徒へ事前アンケートを実施し、弁護士に対するイメージや聞いてみたいことを募集。寄せられた質問に回答しながら、法律や弁護士の仕事について解説しました。

「弁護士は法律を暗記していると思われることもありますが、実はすべて暗記しているわけではありません。必要な時は六法全書などを参照しています。基礎や扱い方は理解しているので、楽譜を見ながらピアノを弾くようなイメージです」

「実際の裁判で『異議あり!』と言うことは、ほとんどありません」

ドラマや映画で見られる弁護士のイメージとは少し違った「リアル」な実情に、生徒の皆さんも興味津々といった様子で耳を傾けていました。

また「仕事のやりがいは?」という質問に対して力久弁護士は「相談に来る人は、人には言いたくない問題を抱えています。自分が弁護士として協力することで、その人が前を向いて人生を歩んでいってくれることが嬉しいです」と語りました。


「きれいな五角形」じゃなくてもいい

講話会の中で力久弁護士は、部活動や勉強に励んだ学生時代、そして弁護士となった現在までを振り返り「よく、人の能力を分野ごとに五角形のグラフで表すことがありますが、私はそれがバランスのとれたきれいな形でなくてもいいと思っています。好きなこと、得意なことをもっと伸ばして、苦手なところはみんなで補い合う。人それぞれやりたいことが違うからこそ、社会は面白くなると思います」と語りました。


講話会を終えて

講話会終了後、生徒から「身近に弁護士がいないので、実際に話を聞くことができて貴重な経験だった。進路に対しても改めて自分の考えを深めるいい機会になった」と感想をいただきました。


登壇した力久弁護士は「伝えたいことは皆さんに伝えられたと思う。大人になって思うのは、個性は社会の中で輝いているということ。生徒の皆さんも、自分の今やっていること、得意なことは肯定して伸ばしていってほしい」と感想を語りました。


今後もアディーレでは、法的知識の啓蒙を目的としたセミナーの開催や、学生の職場体験受け入れ、出張授業による法教育活動を通して、よりよい社会づくりに貢献してまいります。