「浮気をされていた…どうすればいいんだろう。浮気問題について弁護士に相談したい」
浮気をされるととてもつらいもの。
なんとか上手に解決したいですよね。
浮気をされた場合、離婚をせずに浮気の慰謝料請求をするという方法もあります。
この記事では、次のことについて弁護士が解説します。
- 福岡県の離婚件数と離婚率
- 浮気慰謝料請求の基礎知識
- 浮気慰謝料請求を弁護士に依頼するメリット
福岡県の離婚件数と離婚率
2021年における福岡県の離婚件数は、8,564件です。
人口1,000人あたりの離婚件数(離婚率)は、1.7です。
日本全国の各県を離婚率が高い順に見ると、次のとおりです。
1位:沖縄県 2.2
2位:福岡県・大阪府 1.7
3位:宮崎県 1.69
離婚率の全国平均は1.5です。
この全国平均に比べると、福岡県は離婚率が高い県であるといえます。
浮気されたときに役立つ!慰謝料請求の4つの基礎知識
福岡県の離婚率は高いですが、実は、離婚だけが選択肢のすべてだというわけではありません。
離婚をせずに、浮気の慰謝料請求をするという方法があります。
浮気相手に対して浮気の慰謝料請求をすることで、配偶者に浮気をすっぱりとやめさせることが可能になります。
これにより、配偶者に浮気をやめさせたうえで、結婚生活を続けていくことができます。
浮気の慰謝料請求について、基本的な知識をご紹介します。
(1)浮気の慰謝料請求はどんなときにできるのか
浮気の慰謝料請求は、原則として、次の2つの条件を満たした場合に可能となります。
・浮気相手に「故意・過失」があること
・法律上の浮気(不貞行為)によって、あなたが「権利の侵害」を受けたこと
浮気相手に「故意・過失」があるケースとは、たとえば次のようなケースです。
・既婚者であることを知りながら肉体関係を持ったケース
・既婚者と浮気をしているのだと気がつくことができる状況だったにもかかわらず、気がつかずに浮気を続けたケース
逆に、「故意・過失」が認められないケースは、たとえば次のようなケースです。
・マッチングアプリで出会い、お互いの素性を全く知らなかったなど、既婚者であると気づくことが不可能なまま肉体関係を持ったケース
・浮気相手が強要されたなど自由な意思で肉体関係を持ったのではなかったケース
「権利の侵害」が認められる場合とは、たとえば次のようなケースです。
・浮気により、それまでは円満だった夫婦関係が悪化して離婚するに至ったケース
逆に、「権利の侵害」が認められないケースは、たとえば次のようなケースです。
・浮気の前から別居をしていたなど、夫婦関係がすでに壊れていたケース
ここまでにご説明したように、「故意・過失」や「権利の侵害」が認められないケースにあたる場合には、浮気の慰謝料請求ができない可能性があります。
詳しくは「浮気・不倫相手に慰謝料請求ができる条件とできないケース」をご覧ください。
(2)浮気の慰謝料請求はいつまでできるのか
浮気の慰謝料請求は、いつまででも遡って請求できるわけではありません。
浮気の慰謝料を遡って請求できるのは、一定の限度があります。
慰謝料を請求する権利は、請求できる時から一定の時間が経つと、もう行使できなくなる、という期限があります。
このように、一定の時間が経つと権利を行使できなくなるという制度のことを、「消滅時効」といいます。
浮気慰謝料の消滅時効は、次のいずれかの早いほうで成立します。
※2020年3月31日までに20年が経過している場合には、改正前の民法が適用され、除斥期間により慰謝料請求はできません。
上記の図では、あなたが配偶者の不貞行為および浮気相手を知った時から3年が経過するほうが早いので、その時点で慰謝料請求をする権利が消滅し、慰謝料請求ができなくなってしまいます。
詳しくは「慰謝料の時効とは?」をご覧ください。
(3)浮気の慰謝料はいくら請求できるのか
浮気の慰謝料には、請求できる相場があります。
この相場とは、裁判になった場合に認められる裁判上の相場です。
裁判になる前の段階の交渉でも、最終的にはこの裁判上の相場の範囲内で合意がなされるのが一般的です。
浮気慰謝料の裁判上の相場は、次のとおりです。
離婚しない場合:数十万~100万円
浮気が原因で離婚する場合:100万~300万円
詳しくは「浮気・不倫の慰謝料の相場は?」をご覧ください。
(4)浮気の慰謝料はどうやって請求するのか
浮気の慰謝料を請求する方法には、次の2つがあります。
・交渉による請求
・裁判による請求
通常は、まず交渉により請求をして、それでも解決できない場合に裁判により請求します。
交渉により請求をする場合には、書面で請求する方法と口頭(電話)で請求する方法があります。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、状況に応じて適切な方法を選んで請求します。
裁判により請求することとなった場合には、裁判手続のなかでお互いに主張を尽くしていきます。
場合によっては、裁判の当事者から裁判官が直接話を聞く「当事者尋問」の手続が実施されることもあります。
裁判手続のなかでは、随時裁判官により和解が成立しないかすすめられることになります。
お互いの主張を尽くすなかで、和解が成立するようであれば、和解によって終了することもあります。
どうしても和解が成立しない場合には、裁判所の判断である「判決」が下されることとなります。
詳しくは「浮気・不倫の慰謝料請求と手続の流れ」をご覧ください。
浮気の慰謝料請求を弁護士に相談・依頼するメリット
浮気の慰謝料請求は、弁護士に相談・依頼するという方法もあります。
浮気の慰謝料請求を弁護士に相談・依頼するメリットには、次のようなものがあります。
・弁護士があなたの代わりに相手と交渉をしてくれるので、あなたが相手と直接交渉をしなければならないストレスが軽減される。
・弁護士が、状況に応じて適切に請求の方法を選んでくれて、適切な方法で請求をすることができ、請求が成功する可能性が高まる。
・弁護士が、必要な証拠についてアドバイスしてくれるので、より適切な証拠に基づいて請求することが可能となり、請求が成功する可能性が高まる。
・裁判手続になったとしても、弁護士があなたの代わりに手続を行ってくれるので、尋問などの一部の場面を除いては、あなたが裁判所に出頭する必要がなくなる。
詳しくは「弁護士に慰謝料問題を依頼するメリット」をご覧ください。
福岡県で浮気の慰謝料請求を弁護士に依頼するならアディーレ法律事務所も選択肢の一つ
弁護士に依頼しようと考えているけれど、いったいどこの弁護士に依頼すればいいんだろう?
福岡県で浮気の慰謝料請求を弁護士に依頼するならアディーレ法律事務所も選択肢の一つです。
(1)アディーレ法律事務所の特徴
アディーレ法律事務所は、弁護士費用がはっきりしており、依頼者の方に「損はさせない」費用体系を採用していることが特徴です。
相談料・着手金が無料、成功報酬制のほか、「損はさせない保証」という独自の制度を用意しています。
浮気の慰謝料請求事件を当事務所にご依頼いただいたにもかかわらず、相手方と金額について合意ができなかった場合、相手方と合意した金額が報酬金・事務手数料・実費・期日等手数料の合計額を下回った場合には、原則としてその不足した分の弁護士費用はいただいておりません。
※委任事務を終了するまでは契約を解除できます。この場合には、例外として成果がない場合にも解除までの費用として事案の進行状況に応じた弁護士費用をお支払いいただきます。
※依頼者の方の意思で交渉終結前にご依頼を取りやめる場合、制度の対象とならないことがあります。そのほか適用には諸条件がございますので、お気軽にお問い合わせください。
詳しくは「浮気・不倫の慰謝料請求の弁護士費用」をご覧ください。
(2)福岡県内のアディーレ法律事務所の各支店
福岡県内には、次の支店があります。
・福岡支店
・小倉支店
・久留米支店
これらについてご紹介します。
(2-1)福岡支店
・住所
〒810-0001
福岡県福岡市中央区天神1-4-2 エルガーラ7F
電車でお越しの際のアクセスは次のとおりです。
西鉄「福岡(天神)駅」中央口から徒歩3分
市営地下鉄「天神南駅」から徒歩1分
車でお越しの際は、次の駐車場を無料でご利用いただけます。
エルガーラ地下駐車場
福岡県福岡市中央区天神1-4-2
※土日祝日や催事がある時は、入庫に時間を要したり、入庫できなかったりする場合もございますのであらかじめご了承ください
詳しくはアディーレ法律事務所 福岡支店をご覧ください。
(2-2)小倉支店
・住所
〒802-0002
福岡県北九州市小倉北区京町3-1-1 セントシティ北九州 セントシティ B1
電車でお越しの際のアクセスは、次のとおりです。
JR「小倉駅」小倉城口から徒歩2分
北九州モノレール「小倉駅」小倉城口から徒歩2分
車でお越しの際は、次の駐車場を無料でご利用いただけます。
セントシティ駐車場
福岡県北九州市小倉北区京町3-1-1
詳しくはアディーレ法律事務所 小倉支店をご覧ください。
(2-3)久留米支店
・住所
〒830-0032
福岡県久留米市東町42-21 日本生命久留米駅前ビル3F
電車でお越しの際のアクセスは、次のとおりです。
西鉄「久留米駅」西口から徒歩3分
車でお越しの際は、次の駐車場を無料でご利用いただけます。
トラストパーク東町2
〒830-0032福岡県久留米市東町1-4
※東町交差点の角付近にあります。
詳しくはアディーレ法律事務所 久留米支店をご覧ください。
【まとめ】離婚をせずに浮気の慰謝料請求をするという方法がある
この記事のまとめは次のとおりです。
・福岡県の離婚率は全国2位と高い。
・浮気をされた場合、離婚をせずに浮気の慰謝料請求をするという方法がある。
これにより、配偶者に浮気をやめさせたうえで結婚生活を続けていくことが可能になる。
・浮気の慰謝料請求は、弁護士に相談・依頼するという方法もある。
浮気の慰謝料請求を弁護士に相談・依頼するメリットには、弁護士があなたの代わりに相手と交渉をしてくれるので、あなたが相手と直接交渉をしなければならないストレスが軽減されるなどのことがある。
・福岡県で浮気の慰謝料請求を弁護士に依頼するなら、アディーレ法律事務所も選択肢の一つ。
アディーレ法律事務所は、弁護士費用がはっきりしており、「損はさせない」費用体系を採用していることが特徴。
浮気をされたらとてもショックが大きいことかと思われます。
そんなときこそ、少しでも落ち着いて、より適切な選択をとれるよう、弁護士がお手伝いをいたします。
すぐに離婚に飛びついてしまうのではなく、まずは浮気の慰謝料請求をしてみるのもおすすめです。
アディーレ法律事務所では、浮気の慰謝料請求につき、相談料、着手金をいただかず、原則として成果があった場合のみ報酬をいただくという成功報酬制です。
原則として、この報酬は獲得した賠償金等からのお支払いとなりますので、あらかじめ弁護士費用をご用意いただく必要がありません。
また、当該事件につき、原則として、成果を超える弁護士費用の負担はないため費用倒れの心配がありません。
詳しくは「浮気・不倫の慰謝料請求の弁護士費用」をご覧ください。
浮気の慰謝料請求でお悩みの方は、アディーレ法律事務所へご相談ください。
私が弁護士を志したきっかけは、日常生活の中で時々、法的な問題に直面することがあったことです。法律というものは難解なものであると思われている側面が強いと思います。私も勉強するまでは、ちょっと近づきがたいものだと思っていました。しかし、弁護士となったからには、依頼者の方が何に悩んでいて何を求めているのかをしっかりと共有し、少しでも分かりやすく法的な問題点をご説明し、今後どのように問題解決に向けていくことが出来るのかを一緒に考えていきたいと思っております。